先ほどグルコサミンは、変形性関節症の治療や改善に大きく役立っている。というお話をしましたが、変形性関節症とはどういう症状なのでしょうか?
聞きなれないかもしれませんが、実は意外と多く広まっている症状なのです。
変形性関節症とは、「関節を曲げたり伸ばしたりする時に、クッションの役割をしている関節と関節の間の軟骨が、加齢、グルコサミン不足などによってすり減ってしまう病気」です。
軟骨がすり減ってしまうと、骨と骨が接触することで痛みが発生し、ひじ、ひざ、腰、股関節など、関節があるところならどこにでも起こります。
この変形性関節症に目覚しいほどの効果をあげているのがグルコサミンなのです。
ベニス・ジスチニアン病院でのデータなのですが、
「慢性的な変形関節炎の患者にグルコサミンを摂取したところ、わずか21日で80%の患者が全般的な症状の改善をみている。7日後にはすでに改善が自覚され、25%の患者は3週間後には症状が消えてしまった。」
と、すごい効果があらわれたのです。
また、イタリア・パビア大学・ロタ研究所での実験データでは、
「変形性関節症(首,腰椎,多数の関節)が再発した80名の入院患者に対して行われた調査結果で、一方にはグルコサミンを1日に1500mg、他方には治療薬を投与したところ、グルコサミンのグループに著しい改善が見られた。」
との報告もあります。
いまやグルコサミンは日々の健康維持に欠かせないだけではなく、医学、医療の現場でも素晴らしい活躍をしているのです。
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2007年06月22日
グルコサミンってどういうものなの?
グルコサミンというものをご存知でしょうか?名前は聞いたことがあるけれど、どういったものなのか、また、効果はどのようなものなのかは分からない。という方も多いかと思います。
グルコサミンは体内や食品の中に微量に含まれる成分なのですが、目立たない割に、実は重要な働きをしているのです。
グルコサミンはアミノ糖の一つで、体内ではたんぱく質とくっついて存在しています。動物や人間における働きは、軟骨や皮膚などを再生させたり、関節の炎症を抑え、変形性関節症の痛みや腫れを改善してくれるなど、人間や動物にとって欠かせない存在なのです。
グルコサミンは、この変形性関節症の治療や改善に大きく役立っているので、後に詳しく説明します。
自然界では、カニ、エビなどの殻を構成しているキチン質の主要成分として多く存在していて、人間では軟骨、靭帯、爪などに多く含まれます。
少し話がむずかしくなってしまいましたので簡単にまとめてみましょう。
人間の身体の中にグルコサミンが無いと、骨と骨を支える関節部分の軟骨が磨り減ってしまっても、軟骨が再生しない。ということです。
軟骨が無くなってしまうと、関節の肝心なクッション部分が無くなってしまう、ということなので、痛くてとても関節を動かせる状態ではなくなってしまいます。
グルコサミンが軟骨細胞を形成する主要成分なので、関節部分の細胞の新陳代謝に重要な役割を果たしているのですね。
グルコサミンの効果的な摂取方法!
グルコサミンを摂取するときに、普段の生活の中で変形性関節症を予防する目的や、日々の健康を保つ程度なら、グルコサミンを比較的多く含んでいるといわれる、ウナギ、ふかひれ、干しえび、山芋、おくらなどを食べるようにすると効果的です。
しかし、既に関節の痛みが起きている方や、変形性関節症の方は、より多くのグルコサミンを摂る必要があります。
グルコサミンの一日の摂取量の目安は、1500mg以上と言われています。
しかし、グルコサミンは食物には微量しか含まれていないため、関節の痛みに悩まされている方や、関節に炎症が起きている方は、食べ物からだけでは十分な量をとりきれません。よってサプリメントで摂るのが最も効率よく摂れるでしょう。
更に、グルコサミン単独で摂取するよりも、コンドロイチンを同時に摂取したほうが相乗効果により効果が高まります。
コンドロイチンとは、グルコサミンの消化、吸収を促進してくれる成分で、現在ではグルコサミンサプリメントに同時配合されているサプリメントもあります。
一日の摂取量でグルコサミンが1,500mg以上摂取でき、かつ相乗効果を高めるためコンドロイチンが配合された製品を選ぶのがよいでしょう。
グルコサミンを摂取してから、早い人で1〜2週間、平均で2〜3ヶ月で、痛みが軽くなった、関節が動かしやすくなった等という効果が現れるといいます。
しかし、この段階では痛みやその他の症状が改善されてきただけで、この病気の根本的な原因は取り除かれていません。
軟骨の再生には時間がかかりますので、病気を根本から治すためには長期間摂取が必要です。

